1986-04-07 第104回国会 参議院 決算委員会 第5号
ことで、発展途上国でつくれない風合のものをつくりますためには、この撚糸工程というものが、さまざまのよりのかけ方というものが非常に重要な意義を持つようになっております。
ことで、発展途上国でつくれない風合のものをつくりますためには、この撚糸工程というものが、さまざまのよりのかけ方というものが非常に重要な意義を持つようになっております。
色調、風合は試作品の現物を提出させまして、これを承認することになっておったのでありますが、白木興業、井上及びスタンダードはタンニンなめし間有色を提出し、それから桜組は濃く染めたものを提出しまして、これを補給課においてはともに承認いたしたものであります。茶褐色の濃淡は強度、耐久力等の性能上いずれの場合も仕様を満たしておるものでありまして、支障のないものと認め、承認及び領収したものであります。
二十百六十五号は、九州地方資材部で毛布を千四百八十一枚購入するに当って、風合見本通りということで紡毛糸の質等について明らかにしないで構入されたため、実際納入されました品は品質が悪く、一枚当り千五十円程度のもので、購入価格の一枚当り千三百円と比べて総額四十万円が不経済となっております。 次は二千百六十六号の冷蔵車の制作に当り、交付材料が多過ぎたため不経済となったと認められるものであります。
これは購入せられる場合に、品物に影響のあります紡毛糸の質について指定をしないで、風合模様見本通りというようなあいまいなきめ方がしてあるために、かような事態になったと思うのであります、 次は二一六六号の冷蔵庫の製作に当り、交付材料が過大であったために不経済となったものであります。
これと同時に御当局へも、ぜひその他の、地方に出しておるような品物と違って、検査規格、風合というようなものに対する検査制度を厳密にやってもらいたい、やる方法を考えなければならぬというふうに考えておりまして、この問題に対しては業界においても寄り寄り考えておるのであります。